ダイエットにプロテインは必要なの?
こんにちは。
浜松市中央区のパーソナルトレーニングジムNINEです。
本日は「ダイエットにプロテインは必要なの?」についてお話させていただきます。
よくカウンセリングを行っているときや食事指導をするときにこんな質問や経験を耳にします。
「プロテインを飲むとムキムキになってしまうでしょ?」
「過去にプロテインを飲んだことがあるけど太ってしまった」
この質問の答えはYESでもあるしNOでもあります!
なぜそうなのかを説明する前に、、、
そもそもプロテインって何?というお話からするとプロテインとは日本語で「タンパク質」という意味です。
タンパク質はダイエットやボディメイクをする上で、非常に大切な栄養素の一つです。
(これはまた詳しくお話ししたいですね)
私の食事指導では、お客様のトレーニング頻度や基礎代謝、筋肉量、食事制限の方法、目標など総合的に判断して、1日に食べていただきたいタンパク質の量を定めます。
例えば1日のタンパク質摂取の目標を100gに設定した方がいるとします。
この場合、食べていただきたいタンパク質の量のイメージは
セブンイレブンの大きなサラダチキンを4個〜5個を1日で食べる必要があります。
(もちろんタンパク質が多い食材はたくさん有りますので、全部サラダチキンではないですよ)
※セブンイレブンのサラダチキンは約20g〜25gくらいのタンパク質を含みます。
1日4個〜5個の量を食べれますか???
①食べれると答えた方はプロテインは取る必要はないです!
②食べれないと答えた方はプロテインで補いましょう!
目標のタンパク質量が多い人ほど食べることが難しいし、少ない人は簡単になります。
食事量も一人ひとり違います。
最近の市販のプロテインは、約20g〜25gくらいのタンパク質が含まれているので、サラダチキン約一個分取れるので、1個分減らすことが可能です。
そうなんです。
プロテインは栄養補助"食品"なのです。
(ちなみに軽減税率の対象です。)
だから人によって必要かどうかが変わってきます。
ジムやトレーナーによっては、強く勧めることもあると聞いたことがあります。
残念ですね、、、
またプロイテインはサラダチキンとほぼ変わらない量のタンパク質を手軽に取れるということがプロテインの良さなのです。
目標たんぱく摂取量を決めても、その量をまとめて取ることはおすすめできません。
例えば100gが目標の方は、一食20g〜30gを目安に4回〜5回に分けて食事をした方が良いです。
間食を取る時間がない、作る時間がないときなどにもおすすめですね!
そして冒頭の質問の答えですが、
ダイエット(減量)の時とバルクアップ(増量)するときのタンパク質の目標摂取量も目標カロリーも違います。
よって、減量するときに補助に使うか、増量するときに補助に使うかの違いであって、目的に合わせた栄養を摂取することでムキムキにもなれるし、ムキムキにならないこともできます。
(もう少し細かくいうと他の栄養素との関係も関わってきます。)
そして太ったことがあるという人は、単純にカロリーオーバーです。
プロテインは上記で理解した通り、食品です。
タンパク質1gで4kcalです。
大体のプロテインは1杯あたり100kcal~150kcalくらいはあります。
食事内容を変えずに、プロテインだけを増やせば単純にカロリーが増えるので、体重が増えて悩んでいる(この時点でカロリー過多)の人が、カロリーを増やすとさらに太るというのは明らかですね。
なのでプロテインを魔法の薬みたいに思われている方も多いですが、単純にサラダチキン1個と思っていただくと食事として取り入れることが可能になります。
じゃあお肉など食べなくて良いじゃんと思うかもしれませんが、咀嚼して固形物を食べることで食事誘発性熱産生(前々回のブログ)などが高まるなど良い面がたくさんあるので、基本的には食事がメインで、プロテインを使う場合は補うという意識を持つことが重要です!!!
他にも減量中は甘いものが食べれないという場合も多いので、プロテインがおやつだと思って使う方もいますね!こういう使い方もありですね。
ダイエットにプロテインが必要かどうかは、体質面(筋肉量が多いのか、遺伝的にたんぱく代謝が良いかなど)生活面(作る時間、食べる時間の確保ができるのかなど)、食事面(どのくらいのタンパク質が必要なのか、空腹感、甘いものがほしいなど)、運動面(トレーニング頻度、強度、活動代謝など)から判断しないといけないということです。
本日のまとめ「プロテインはお肉などと同じ食品だよ」でした。
次回はプロテインの選び方についてお話させていただきます。